「AGA治療を始めてから、カットをどうすればいいかわからない」「治療中でも薄毛をカバーできるスタイルがあれば知りたい」
AGA治療中・治療後の方に向けたカット設計には、通常とは異なる考え方が必要です。この記事では薄毛専門美容師として解説します。
AGA治療中のカットの考え方
AGA治療(フィナステリドやミノキシジルなどの薬物療法)を始めると、治療初期に一時的に抜け毛が増えることがあります(シェディング)。また、効果が出るまで数ヶ月かかることが多く、その間も薄毛は続きます。この「待ちの期間」にカット設計でカバーすることが重要です。
RELIVEにはAGA治療中のお客様も多くいらっしゃいます。「治療しているから毛が生えてくると信じているけど、今の薄さがつらい」という方に、現状でできる最善のカット設計をご提案しています。
治療中でも変わらないカットの基本
AGA治療をしていても、カット設計の基本は変わりません。薄い部分との対比を減らし、全体のシルエットを整えることが基本です。ただし、治療によって毛が生えてくる可能性を想定した設計にすることが、治療後の方への特別な配慮です。
AGA治療段階別のカット設計
治療開始初期(0〜6ヶ月)
シェディングが起きる可能性がある時期です。この時期は毛量が一時的に減ることがあるため、カットで毛量を減らすことは避けます。すきバサミは使わず、毛量をしっかり保つ設計が基本です。
スタイリングは現在の薄さをカバーする方向で設計します。ヘアファイバーやスカルプパウダーを補助的に使うことも検討してください。
治療中期(6ヶ月〜1年)
効果が出始める時期です。産毛や細い毛が生えてくることがあります。この段階では、生えてきた毛を活かす設計が大切です。生え始めの細い毛を短く切りすぎないようにしてください。
治療後期・維持期(1年以降)
毛が安定してきたら、通常のカット設計に近い方法が使えます。ただし、AGA治療は継続が必要であり、治療をやめると再び薄くなる可能性があります。治療を続けることを前提とした設計が重要です。
AGA治療後(発毛が進んだ後)のカット設計
治療が効果を出して毛が生えてきた場合、従来の薄毛スタイルから徐々に変えていくことができます。ただし、急に大幅にスタイルを変えようとすると、まだ細い毛が崩れやすいことがあります。段階的にスタイルを変えることをおすすめします。
生えてきた毛を育てる期間の注意
AGA治療で生えてきた毛は最初は細くてコシがないことが多いです。この毛を傷めないようにすることが重要です。カラーリングやパーマは、毛が十分に強くなるまで避けることをおすすめします。
AGA治療中でもできるヘアケア
カット設計以外でAGA治療中にできることをまとめます。
正しいシャンプー方法
薄毛の方のシャンプーは、頭皮を優しく洗うことが基本です。爪を立てずに指の腹でやさしくマッサージするように洗います。洗い残しが頭皮に悪影響を与えることがあるため、しっかりすすぎます。
ドライヤーで早く乾かす
濡れたまま放置すると雑菌が増え、頭皮環境が悪化します。洗髪後は早めにドライヤーで乾かすことが大切です。ただし高温を頭皮に当て続けると乾燥するため、適度な距離を保ってください。
よくある質問
AGA治療中でもカットしていいですか?
はい、カットは問題ありません。ただし治療初期はシェディングで毛量が一時的に減ることがあるため、すきバサミは避け毛量を保つ設計が基本です。
AGA治療中にパーマやカラーはしても大丈夫ですか?
AGA治療で生えてきた細い毛はダメージを受けやすいため、毛が十分に育つまでは避けることをおすすめします。
AGA治療の効果が出るまでの間の薄毛はどう対処すればいいですか?
カット設計でカバーしながら、ヘアファイバーやスカルプパウダーを補助的に使う方法が有効です。治療効果が出るまでの期間を乗り越えるためのスタイリング術をご提案できます。
AGA治療で毛が生えてきたら以前のスタイルに戻せますか?
段階的に戻していけます。生えてきた毛は最初は細いため、急に大幅なスタイル変更は避け、毛が十分に育ってから調整することをおすすめします。
RELIVEでAGA治療中のカット相談はできますか?
はい、AGA治療中・治療後の方からのご相談もよくいただいています。治療の段階に合わせたカット設計をご提案します。

