寝癖は夜より朝が大事!髪を朝しっかり濡らすだけで見た目が劇的に変わる理由とやり方
「夜、シャワーを浴びた後、お風呂上がりにきちんと髪を乾かさないとダメですよ!」と美容師さんによく言われますよね。たしかに頭皮環境や髪のダメージを考えると、全く乾かさずに寝るのはおすすめできません。
しかし、髪型の見た目に関して言えば、夜どれだけ丁寧に乾かしても、朝起きると寝癖や髪の毛がつぶれが起きるのが現実です。寝ている間に枕との摩擦や圧迫がかかり、根元からクセがついてしまうからです。
男性の短い髪の毛の場合、夜は一生懸命乾かさなくても、多少半乾きでも実は問題はありません。
夜頑張って乾かして、朝そのままワックスをつけるより、「朝に髪を濡らしてセットする習慣」を取り入れると、驚くほど見た目が変わります。
朝濡らすだけで寝癖が完全リセットされる理由

髪には「水素結合」という性質があります。これは、水を含むと結合が解かれ、乾くと再び固まるしくみです。つまり、寝癖を直すには根元までしっかり水分を含ませ、髪の形をプレーンな状態に戻すことが大切です。
寝癖直し用のスプレーで表面だけ濡らす方も多いですが、実は根元まではなかなか直せません。結果、すぐにまたうねってしまいます。
朝、シャワーや洗面台で全体をしっかり濡らし、一度「フラットな状態」に戻す。そしてドライヤーをかける。これが一日中きれいに髪をキープする最大のポイントです。
夜は最低限乾かせばOK
「じゃあ夜はどうすれば?」と疑問に思う方もいるでしょう。結論から言うと、夜は最低限、頭皮が蒸れない程度に乾かせば十分です。髪がびしょ濡れのまま寝ると雑菌やニオイの原因になるので、タオルドライの後、ドライヤーでざっと乾かすだけで問題ありません。髪の毛が湿っているのが気になる方は完全に乾かせばいいです。
夜に完璧にブローしても、朝にはリセットが必要なので、労力をかけすぎなくて大丈夫です。
朝、髪の毛の濡らし方と正しいセット手順
しっかり濡らす

・洗面台やシャワーで髪全体を根元から濡らす。
・根元を濡らさずにセットすると、立ち上がりが弱くなります。
タオルドライ
・タオルで水分をしっかり取り除く。
・濡れすぎたままドライヤーを当てると時間がかかります。
ドライヤーを前(顔側)から当てない

・前(顔側)からドライヤーを当てると、根本部分が後ろにいくのでボリュームが出過ぎてしまいます。また、M字部分の髪の毛が後ろに流れることにより、よりコンプレックスを強調することになります。
ですので、必ず後ろから前に風を当てます。
・特に横は前から当てない方がいいです。根本が立ち上がり、ボリュームが出てしまいます。
頭頂部はドライヤーで髪の毛の根元から乾かす
・頭皮をこするように乾かしながら、根元を立ち上げる。
・更に頭頂部の髪の毛を持ち上げながら乾かすとより立ち上がります。
仕上げにスタイリング剤を使う

・髪質にあったセット材を使うのがベストです。
・ドライワックスだとツヤが出ないから、無理にツヤを出してしまうセット剤を使ってしまうと、せっかくスタイリング剤を付けたのにボリュームが落ちてしまいます。
これだけで、寝癖が完全にリセットされ、清潔感のある髪型が作れます。
朝に濡らす習慣が毎日の印象を変える
夜ドライヤーでしっかり乾かし、朝の完璧を求めるより、朝にしっかり濡らしてからドライヤーをしてセットする。このシンプルな習慣を続けるだけで、一日を気持ちよくスタートできる自分に変わります。
「寝癖がどうしても直らない」「毎朝髪型が決まらない」という方は、ぜひ一度試してみてください。
「自分に似合う髪型がわからない」「プロに一度相談してみたい」という方は、ぜひ完全個室の薄毛専門美容室RELIVEへお気軽にご相談ください。
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